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WiFiないけどマドゥライ大好き


「3週間は短いなぁ」とインドに面白みを感じてきた夫。

確かに。短いかも。ちょっとこれから先のことも考えないといけません。
コルカタ出発の便が決まっているので、今後の移動に列車を使うにしても、飛行機を使うにしても少し早めに予約しないといけません。


ネットができないと予定が立たない現代人なので、WiFiを探しに新市街へ。

ヴァイハイ川を超えるとき、リキシャのおっちゃんが写真を撮りやすいように端っこに寄ってくれました。
水がほとんど流れてません。
「この先にダムがあって、そこが開いたら水がだーっと流れこんでくるんだ」
インドの人にしては珍しく聞き取りやすい英語でした。
インド人の英語って上手すぎるのか独特なのか、早口で聞き取りにくいです。
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インターネット屋さんはあっても、WiFiはほとんどないマドゥライ。
とりあえず高級ホテルでベジタリアンピザ食べながらレストランでWiFi。1時間120ルピー。
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10代20代の若い旅人のように「とりあえず行ってみて、あかんかったら別の方法考えるか、そのまま雑魚寝して待つ」というような冒険ができる年齢でも性分でもないので、移動直前の下見はマメにしてます。
その下見のための時間とお金をけっこう使っているなぁと最近気付きましたが、荷物背負って右往左往して体力消耗してケンカするより良いでしょう。

新市街のセントラルバスステーションでは、窓にガラスのはめ込まれてないバスがいっぱい。
ローカルだと2時間に1本、カニャークマリまでのバスがあります。
ひとり160ルピー。
止まって止まってしながら進む470kmはかなり遠い。
6時間で到着するのか?
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旧市街のバススタンドや駅前にあるバス会社を訪ねて
20人乗りのミニバス250ルピーで予約しました。
(今日行きたいって言うと「もう満席」って言われたので当日移動は諦めました。タクシーもあるって言われたけど、4000だって!高っ!)

翌日夜9時30分、ホテルに迎えに来てくれるはずのバス、全然来ない。
インドやしな~と20分くらい待ったけど、しんぼうできず、フロントのお兄さんに「バス来ない」と申込書を見せたらすぐ電話してくれた。
「あと10分」だそうです。
10時。まだ来ない。
外を見て見てしてると、お兄さん、また電話してくれた。
「あと10分」再び。

英語も通じるし、すごく親切で安心させてくれるスタッフがいっぱいでした。家族経営らしく「うちの母です」とおばあちゃんを紹介されたり、アットホーム。
エレベーターに乗ってるときに停電したのはちょっと怖かったけど・・・。
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HOTEL KANNA。
朝と午後に「チャイかコーヒーはいりませんか?」とサービスもある。
エアコンありのデラックスルーム(ちょっと広い角部屋、小さいベランダあり)で1000ルピー。エアコンなしのダブル600ルピー。お客さんはほとんどインド人。マドゥライ自体、外国人の観光客がほとんどいない。5日間の滞在ですれ違った欧米人が4人くらい、一瞬4~5人のアジア人団体を見かけたけどすれ違っただけ。それ以降見てない。巡業者はマドゥライに来るけど観光客は来ないのかな~。


結局バスに乗れたのは10時30分。
うちら二人が最後の乗客。隣同士に座れるかな~と思ったけど、私はおばちゃんの横。夫は坊主頭の男の人の横。
ほかの国だったら席代わってもらえませんか~って言うんだけど、インドでは他人の男女は隣同士に座らないようです。

一応窓にガラスが入ってるバスで、荷物も後ろのトランクに入れてくれたので安心。
夫の座席は背もたれのネジがダメになっていて、隣の座席と太い綱で結んで固定されてました。
腹筋を使いそうな、ちょっと落ち着かない態勢。
到着予定時刻は午前3時。日の出前にカニャークマリに到着できるようです。

by miyamotosachiko | 2012-09-27 16:59 | 2012年インド  

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