ポートワイン飲みました。
2012年 06月 20日
アルゼンチンワイン、
スペインでもバルでワインを楽しみました。
ポルト来たらポートワインです。
橋を渡ってボデガ(ワイナリー)のいっぱいある地域へ行ってきました。
朝は雨だったけど、晴れてきそう!
クルージングとボデガ巡りのセットというプランも売ってるみたいで
あちこちで声をかけられました。
今日は日曜日。
川沿いにはお土産屋台を中心に小物や雑貨の販売、ジャムの販売もありました。
ボードウォークみたい。
タクシー??
昔はこうやって外国にポートワインを運んびょったんか~。
ん?怪しい人影・・・。
それは
サンデマンです。
ポルトでは日本人の団体観光客をよくみかけました。
紛れ込んだらしれーっとボデガに入れるかも・・・
と、ついていったら
「は~い、みなさん、電源入れてくださいねー」とガイドさん。
最近はガイドさんが大声出さんでも、みんなイヤホンでガイドさんの声をしっかり聞けるシステムがあるみたいです。
日本語で、しかもタダでガイドさんの完璧な案内を盗み聞きするのはムリでした。
作戦失敗。
この地域には歩いて廻れるボデガが10箇所以上あります。
地図ももらえるし、看板も出とるし、メンドーサのチャリンコボデガ巡りに比べたら楽勝です。
「お、ここ良さそうでぇ」
「コルク!抜いたあとはこんな風になるんじゃ」
どうりでコルクっぽい雰囲気のお土産やポストカードがあると思った。
「イェーイ」
よっしゃ飲むぞ~。
ポートは
白・ロゼ・ルビー(赤ってことみたい)・トゥニー・ビンテージの順番に深くなっていくようです。
右ルビー2ユーロ 左10年もののビンテージ3ユーロ。
色が全然違う。
ソムリエの三好さんに教えてもらったとおり、香りも若いものから味わいました。
うん、ちゃうなぁ!
「ちゃうちゃう!」
なんか・・・ちゃうなぁ・・・
「うん、なんかちゃう」
インフォメーションでもらった地図には載ってないけど、気軽な雰囲気のボデガでした。Quevedo Port Wine.
次はココ!RAMOS PINTO
何か違う。
これが正解。
モダンな家具が配置されとるけど、敷居も高すぎず居心地良さそう。
5種類で10ユーロのセットを頼んでさっそく試飲。
右から 白 ルビー トゥニー2000年のビンテージ 10年ものビンテージ 20年ものビンテージ。
同じルビーでも、右側のは獣毛みたいな、左側のは潮の香りが少しするような・・・
ポートワインって勝手に「甘い」っていうイメージだったけど
こういうんもあるんじゃ~。
ほなけどなんで甘いん?
「ポートワインは途中でアルコールを足すけん、糖の発酵が途中で止まって甘みが残るけん、ワインよりもブドウの甘みあるんよ」
と酒店勤務だった夫。
ほほぉ~。
10年もの20年ものは、舌に乗ったときのとろみが違う。
こうやって味わったらほんまおもっしょいなぁ~。
ところで、なんで10年のより20年のほうが色が薄いんはなんでかなぁ・・・
結局ビンテージってどういうことかなぁ・・・
スタッフのお兄さんに聞くと
「樽がどんどんブドウの赤を吸い取っていくんだよ。
だから10年より20年のほうが色が薄くなっちゃうんだよ」
なるほど~。
すると夫、なんか思い出したようです。
「ほうじゃ!ほのブドウの色を吸い取った樽を使ったウイスキーがあるなぁ。ほしたらほのワインの香りとか色が付いて味がふくらむんよ。
シェリーオークって書いてあるんとかはほれよ。シェリー酒作った樽使ったってことよ」
なんか聞いたことある・・・気がする。
「2000年はブドウが非常に良い出来だったから、期待されて仕込まれたんだよ。
2~3年たって飲んだら、こりゃ最高!ってことで格が高くて美味しと評判だよ」
などなどいろんなことを教えてくれたお兄さんでした。
ワインよりもアルコール度数が高いので、そんなにいっぱいいっぱいは飲めません。
なーんかもったいないような気がするけど、ほとんどの人は飲み残して立ち去っています。
中心部とボデガのエリアをつなぐ橋のたもとにも素敵なボデガ。
建物に入った瞬間、樽の香りと甘いポートワインの香りがふわ~っと体中に染み付くみたい。
この先はツアーのお客様のみ。。。ツアー行っても言葉分からんけんなぁ。
試飲だけでも・・・とも思うけど、もうけっこう呑んだし。ま、いっか。
ポルトでポートワインの美味しさ知れて良かったな~。晴れてよかったな~。
by miyamotosachiko | 2012-06-20 05:54 | 2012年ポルトガル