カサパティクール、ご飯のお話
2012年 01月 29日
朝の食事。噂通りのシンプルさ。
翌日から「食事なしの宿泊のみ」で滞在。
トリニダーでは最初から
「朝食はいる?」「夕食はどうする?」
「チキンもポークもロブスターも何でもある」と
猛烈な勧誘。
とりあえず断ったけど、
まぁ一回くらいは宿で食事してもいいかな~と話していたら
お手伝い風のおばちゃんに「マンゴージュース飲む?」と聞かれました。
シー!と喜ぶと目の前でジューサーを回してくれました。
砂糖不使用の濃厚なジュースを味わいながら
念のため「これっていくら?」と尋ねると
「分からない」という返事。
分からないってどういうこと????
「お金はいくらか分からない。宿帳に付けておく。オーナーが帰ってきたら、値段が分かる」
と言われました。
こんなに甘くて美味しいってことは
すっごく高いかも!?としばらくビクビクしてましたが
二杯で
2セウセ=170円。
ホっ。
5日間の滞在の、最後の最後まで
「朝食はどうする?」「バナナはどう?」
「うちのスパゲティは美味しくて、前来た日本人は喜んで食べた」と言われましたが、
また「値段は分からない」と言われるとドキドキするので、結局この宿では一度も食事をしませんでした。
サンタクララでは
訪ねたほとんどの宿で「食事込みの値段になる」と言われました。
「あなたたちは宿で食べる必要がある。街にあなたたちの食べるものはない」というようなことを
宿のおばちゃんに言われました。
地元の人が行列を作ってる屋台やお店を覗くのを楽しみにしている私たちの旅。
宿のおばちゃんの言うことの全部は分からなかったけど
「観光客が地元食堂で地元の価格で食べたら、いくらでも食べられて、キューバの人の分がなくなってしまうってことなんかな・・・」と考えながらサンラクララを歩き、
そう思いながらも、行列のできてる店を見つけると並んでしまいます。
地元の食堂で食べた8ペソ=30円くらいの、ひき肉とハムと卵のパン。
ん~~~!!こりゃ、行列ができるワケだ!
地元の人しか利用しない地元の食堂では観光客である私たちは物凄く目立ちます。
注文や支払いなどもスムーズにして迷惑をかけてはいけないとすこし緊張します。
サンタクララのセントロにある、中学校のすぐ隣の食堂。常に行列が出来ていて、二階のテラスがあります。「24時間営業」と書いてあって、確かに深夜も営業してました。
サンタクララは街の規模の割りに、トリニダーやハバナと比べて「観光客向けのレストラン」=「セウセ払いの店」が少なかったような気がします。
サンタクララの宿での夕食。
ヒヨコ豆のスープ(本家「鶏ガラスープ」なので鶏の小骨に注意!)
熟れ熟れのトマトがトレードマークのキューバサラダ
茹でてからスパイシーに味付けた鶏肉(塩とニンニクとレモンとスパイスで味付け)
ん?おいしいぞ!?
奥の2人・イタリア人クリスチャンとマックスはロブスターを
手前のイギリス人のミックは豚肉を頼んでいました。
鶏肉セレクトの今日のディナー7セウセ(588円)。
インターナショナルな食卓になったし、楽しかったので、宿ご飯も悪くなかったのですが、
地元の人たちと一緒に街角や小さなお店や屋台の食事がこの旅の醍醐味!!
→ →「ハバナで食べるお話」に続く・・・
by miyamotosachiko | 2012-01-29 12:51 | 2012年キューバ