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ラワールだ!お祭りだ!?

バリ島にはラワールという伝統的な男料理があります。

「弁当男子」は最近のことだけど、バリ島には昔から料理男子がいるのです。

すべての素材をみじん切りにして、蒸したり混ぜたりして味をつける料理。
作り方を聞いただけでも、ざっくりしてて男らしい


ココナッツは大根おろし器のようなものでガリガリ、
鶏肉、ニンイク、しょうが、長いインゲン豆を
切り株のような木のまな板の上で小さくしていきます。
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最後にラワールの味付けするのは家長の役目

家だったらお父さん、祭りだったらその代表者、
町内会だったら町内会長、という具合にその場で一番エライ人が味を調えます。

今日はリンドゥハウスでのラワールなので、家の主であるユダさんが味をつけます。

「ラワールが食べられるワルンもあるけど、
ユダさんのはほんとに美味しいのよ」と由喜さんも絶賛。期待も高まります。
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湯がいた豚の耳もスパイスで味をととのえて和え物のような一品に。
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スペアリブを焼くときに、炭ではなくてヤシの実を使います。
ヤシの実は食べたり飲んだりして、外側の毛みたいなのが付いてる部分もムダにはしないんですね。
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さぁて

食卓は完成です!!!
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ラワールはお祭り料理

そんな特別な料理をスタッフや知り合いを動員して作ってくれた、そのわけは・・・







ハッピバースデー、夫!!!!
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夫の誕生日の話をすると、ケーキを買うお店を教えてくれたり、
せっかくだからラワールを作ろうとユダさんが言ってくれたり、
スタッフのシスカさんもお花を買ってきてくれたり、
由喜さんがいろいろ相談にのってくれて今日のサプライズが決行されたのです。
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「フジさん、今日はトゥワがたくさんあるよ」


朝一番で今日のサプライズの一端をポロっと夫に言ってしまったマスリンさん。
由喜さんに「もぉ!どうして言うの~~!」と怒られてました。


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トゥワとはバリ島の人が自分たちのために作るお酒。

ラベルを貼ってお店で売っているのではなく、
作っている人の家に買いに行くような本当に地元の人のためのお酒。
昔の日本のどぶろくのようなものかもしれません。


いろんな地酒に興味がある夫のために、ユダさんがタンクで購入してくれました。
今日ここにあるのはココナッツで作った醸造酒

地元のお酒で蒸留酒のアラック
芋焼酎よりもさらに香りがきつくちょっとパンチが強いので
私は舐めるようにしながら飲みました。

それに比べると
トゥワは甘酒
にも似ていてさらりとした舌触り、軽い酸味と甘みがあります。
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「飲みすぎちゃうのよ~」と言いながら

もうちょっとだけ・・・と由喜さんもおかわりしてました。

わたしもおかわりお願します!!!


って

マスリンさん、めっちゃ顔赤いっ!!!!
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トゥワのことも

お祭り料理のラワールもまったく自分のためとは気付いてなかった夫。


「バリ島の人はほんまにお祭りが好きやなぁ、

またどっかの寺で祭りがあるんだろう」

と思っていたらしく

ディナーが用意される前に、コンビニで買った一切れの小さなパウンドケーキを食べながら

「これぼくの誕生日ケーキ♪」とコーヒーを飲んでいました。


みんながバリの誕生日の歌を歌ってくれたときは

ビックリすぎて最初目が点になってました。


サプライズ
大成功!
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ラワールはちょっとピリっと刺激的な辛さがありますが、程よい酸味と香ばしさがあり、いくらでもほおばれて・・・食べ過ぎちゃった~~~~。
これがユダさんの味、ほかでは食べられない特別の味!
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お礼を言っても言い切れないほどたくさんのことしてくれたユダさんたち。

こんなにしてもらって・・・とお礼を言うと

「バリ島の人はこうやって集まっていろいろするのが好きだから。いいのいいの。

みんな楽しんでやってるのよ」という由喜さんの言葉が本当に嬉しかったです。
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素敵な誕生日、リンドゥハウスで迎えられてよかったね~!
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by miyamotosachiko | 2012-10-19 16:58 | 2012年インドネシア  

バティック体験

リンドゥハウスはゲストハウスだけでなく、カルチャースクールの案内もしています。

クミさんのように滞在して舞踊やガムランの演奏を習ったり、日帰りでバリ舞踊の衣装をつけて記念撮影をしたり、マッサージやヨガ、占いなどのバリカルチャーも体験することもできます。

リンドゥハウスのカルチャースクールのひとつ、
バリの染物「バティック」の体験は
今年の6月のNHK-BS「恋する雑貨」で紹介されました。


10代のころからバティックの道を進み始め、インドネシアと日本を行き来してきた由喜さん


「忙しくて作る時間がなかなかとれないのよね~」

リンドゥハウスの仕事や村長夫人の公務もあるので
最近はバティック作家としての時間を作るのが大変なんだそうです。


それでも10ヶ月になるプトゥくんをあやしながら、
できるだけアトリエでの時間を大切にしています。
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放送されたDVDを借り、
実際にバティック体験をしている人をアトリエで見せてもらい
ますます興味がわきました。



私とクミさんが腰に巻いているのもバティックの布。
藍染が身近にある徳島県民にとっては「染物」と聞くだけで親しみを感じます。
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バティックには伝統的な柄があります。
下絵に使えるようにデザイン画も用意されています。
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あまり深く考えず思いつきで行動しがちな私はざっくりとした絵柄をなんとなく、

慎重派で絵が得意な夫は考えに考えぬいてこの旅の思い出を、それぞれ一枚に収めることにしました。

夫の絵柄の細かさを見た由喜さんは

「体験だと一日で終わらせるけど、明日もとくに予定がないならゆっくり作っても大丈夫よ」

この時点で2~3日はかかりそうなことを予言。
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まずは染めたときに白くしたい部分をロウで塗っていきます。

アツアツのロウが黒いお鍋のなかに溶けていくのでそれを竹で作られた専門の道具で救い上げて生地の上に乗せていきます。
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「布を持つ左手の角度と、竹を持つ右手のスナップが重要」と教えてもらい、最初は白い布にまっすぐ線をひく練習から。
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なんでもっと直線ばっかりにせんかったんだろう~と元の図柄を後悔しながらも、もうはじめてしまったので後戻りできません。

それでもなんとか順調にロウを乗せられるようになりました。
角度やロウの量がうまくいかず、ドバっとロウが飛び出たりして、その都度サポートしてくれるスタッフの人たちに直してもらっていました。


「いいです。これで。この失敗も思い出にします」

都合の良いように言って絵を変更して、適当に進めていく部分も出てきました。
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時間がかかると思う」と最初から宣言されていた夫は

メキシコで感激したアボカドの美味しさやプレゼントしてもらったぬいぐるみのギー、たくさんの韓国人の友達ができたから辛ラーメン、ヨーロッパで飲んだ美味しいワイン、、、


これまでの旅のキーワードを全部絵にしたので、

ひとつひとつ細い竹の先で塗らなければいけません。

あーーーー

なんでこんなことになったんだろう~~
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ときどきプトゥくんをギュっとしてリフレッシュ。
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でも作業はまだまだ終わりません。
真っ白なハンカチに色を塗った絵を浮かび上がらせる「白抜き」にするので、隙間という隙間はすべてロウで塗りつぶす必要があります。

先は長そう・・・


この時点で一日目終了
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二日目、私は色をつける作業。
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夫はまだまだロウを塗る作業が続きます。
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「先生できました~」と早々と作業を終わらせようとする私に

「幸子さん、ここも全部塗ってくださいね」

そうだ、全部塗らないとロウで色を止めてるのに全然意味がないことになるんだ・・・

いまさらロウけつ染めの意味がなんとなく分かったのでした。
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ようやく夫が色をつける作業に追いついてきました。

「なんでこんなことになったんだ~~~~~」
ブツブツ言いながらも頑張るしかないので、頑張ります。
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東京や大阪での個展、講師の経験もある由喜さんのところには、

私たちのような短期の体験者だけでなく、バティックの技術をもっと高めるために習いに来ている人もいます。

この日はバリ在住の日本人女性ふたりと一緒、中庭でランチを食べました。


宿泊者が体験教室を利用すると、お昼ご飯がサービスされるのでリンドゥハウスから一歩も出ないまま一日が終わってしまうことも・・・・。

なんてのんびりした空気~~~。

観光もせず

ダラダラ、ゴロゴロ、のびのびするのが大好きな私たちには最高の場所です。
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ようやく色を塗り終わり一晩乾かして3日目。



お湯でロウを溶かします。



苦労した甲斐のある作品が完成!!!
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↓↓↓↓↓↓↓白抜きにしたからロウがとれたときの感動がすごい!↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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大雑把に作ったのがよくわかる作品が完成!!
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↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓・・・あんまり変化ない・・・↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


しかも色の塗り方が適当すぎたせいか
もう10年も愛用したあとのハンカチのように・・・

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旅の思い出がまたひとつ増えました。
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by miyamotosachiko | 2012-10-18 16:04 | 2012年インドネシア  

毎日がお祭り

バリ島は神様の島。

その神様に捧げるためのお祭りがしょちゅう行われています。
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日本でいうところの送り盆がこの前終わったばかりで、

道の両側にはたくさんの七夕のような大きな笹が飾られてとっても賑やか。
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バイクにも飾りを施したりして、日本の正月みたい。
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当然のように神様やお寺へのお参りが組み込まれているバリの人たちの生活は

仰々しくなくただそれを大切に生きてるんだなぁと感じさせられます。
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この日は満月
近くのお寺でも村のお祭りがあるのでマスリンさん、クミさんと一緒に見に行くことにしました。

バリのお寺には正装で出掛けなければいけません。
足を隠せば良いのではなく、きちんと更紗の布を巻いて腰のところを紐でしばります。

インドのヒンドゥーとは少し違うそうですが、バリ島もヒンドゥー教。

夫はインドで買った布で腰巻を、頭にもインドで買った布を巻きました。
すっかりバリジャン
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ステージの上には、中国のドラのようなもの、鍋のフタみたいな楽器、昨日宿で聞こえてきた鉄琴のような音色の楽器、笛、鼓が並んでいます。

阿波踊りは鉦が拍子をとりますが、バリの音楽ガムランでは太鼓がリード役。
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ガムランに合わせてステージに踊り出たのは

女装した男性ふたり!
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踊りもうまいけど、とにかく掛け合いのトークのテンポが良くて

おばちゃんは息がせこそうなくらい大爆笑
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子供も夢中で前のめり。
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ガムランの奏者は練習で見てるはずなのに、やっぱり笑っちゃう
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村の大切なお祭りなのに最前列で見せてもらっていた私たち日本人3人も、バリ島のことば(インドネシア語とはまた違う言葉がバリにはあります)は分からないけど、間合いや表情、その雰囲気にほっぺたの筋肉が上がりっぱなし。

そしたら突然夫が舞台の上にさらわれた!!!!

音楽もアップテンポになって、なんだかよくわからないけど

とにかく動かないといけない雰囲気。

一生懸命見よう見まねで手足を動かすと

なんとその姿は坂田師匠のアホの坂田!
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ステージから降りたあとも「あせった~~~~」としばらくドキドキしている様子でした。

子供たちも夢中で見てたよ。
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そのあともプロの舞台役者のようなバッチリメイクの村人たちが次々と出てきます。

どうやら昔から伝わる伝説のようなものをパロディにして再現しているらしく、別の日にほかのお寺へ行ったときも同じようなストーリーを展開していました。
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観光客が来るわけでなく、ただ村のために、寺のために、神様のために繰り広げられるステージ。


3時間近く続いたこの舞台、村の人が演じて、村の人が見るだけのものとは思えない完成度でした。


「お祭りの準備が忙しくて男の人は仕事をする暇がないのよ」
と由喜さんが教えてくれたけど、これだけのこだわったパフォーマンスを見たらなんだか納得です。

私たちをお祭りに案内してくれたマスリンさんも、リンドゥハウスの仕事は昼ごろまで。
村人を大爆笑させた女装した男性のうちのひとりも、リンドゥハウスで働いていますが、短時間のパートタイマーのような働き方のようです。

村ごとのお祭りが一年間を通じてとにかくたくさんあるバリ島。

二人の子供がいるシスカは日本語が少し話せるので

「女の人は仕事が大変だね」と声をかけると

男の人、祭り、多すぎ」とぼやいていました。

そう思っていても、男の人はやっぱりお祭りに力を注ぐし、女の人もそれをそういうものだと思って受け入れて生活をしているのです。

不思議な時間が流れているバリ島。
ますますその魅力のとりこになっています。
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by miyamotosachiko | 2012-10-17 11:13 | 2012年インドネシア  

土曜日は闘鶏へ

バリの人の朝は早い。

7時前には庭をほうきで掃いてる音が聞こえてきて目が覚める。

8時30分くらいになると「ふじさーーん。ごはんですよーー」とスタッフのマスリンさんの声。


昨日リクエストを聞いてくれて、私はお粥、夫はナシゴレンをお願いしました。
マンゴーのデザート付き。
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朝ごはんを食べ終わったころ

「フジさーーん、行きますか?」とユダさんが誘いに来てくれました。



これから


闘鶏

に連れて行ってもらうのです。




「バリの男の人は闘鶏が大好き」と昨夜由喜さんが教えてくれました。



リンドゥハウスに来る途中、

商店の入り口で大事そうにを抱えて頭をなでなでしよるおじいさん見たけど

あれは闘鶏の鶏だったんじゃ!



今日は、闘鶏のなかでも比較的大きな試合が行われるそうです。

女性は基本的に行かないそうなので私はお留守番。
ここからは夫が見て聞いてきた闘鶏の様子です。


ユダさんのバイクに乗せてもらって到着した場所。
「今日の闘鶏はオフィシャルじゃないもの」。
公式ではなくナイショの試合。
違法(?)ってこと?

でも外には警察が何人もいます。

うーーーん、ナゾです。
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闘鶏場のなかに入るのは2万ルピー(163円)。
前のほうにはVIP用の高い席もあり、さらに2万ルピー(163円)。


土俵のような場所を中心にした会場。
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時間ともに人もどんどん増えて気付けば会場は人で溢れていました。

夫以外はすべて地元の人ばかり。
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鶏の足に赤い紐でナイフをつけるスタッフ。
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闘鶏の賭けは個人 対 個人

競輪や競艇、競馬のように素締めがあって倍率が違う、というのではないのです。

対決相手を自分で見つけて
試合が始まるまでに金額の話し合いをして
負けたら掛け金を相手に渡すというシンプルな方法。

1人対2人、
1人対3人で賭けを成立させる場合もあります。

VIPエリアではその掛け金も桁が違うので、金額の近いもの同士で掛け合います。



掛け金の話し合いは、

声を出しながら、手を上げて指先を動かしながら相手と交渉します。


「チャチャチャチャチャチャ」

「チャイチャイチャイチャイチャイ」

「パラパラパラパラ」

「ナパナパナパ」


昔のの売り買いや市場でマグロの競りのような声が会場中に響き渡り

まるで鈴が鳴っているような騒がしさ。
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試合開始!
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試合はラウンド制

石でできたカメのなかに水が入っていて、その上にココナッツを半分に切ったようなお椀を浮かべます。
お椀には穴が開いていて水が入り込み、その重みでお椀がカメのなかに沈んだらワンラウンド終了。
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どちらか一方の鶏が死んでしまったら終わりです。


負けた鶏はその場で毛をむしられて、勝った人が持って帰ります。
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戦わずにお互いがそっぽを向いてしまうときもあります。

そんなときはカゴのなかに二羽を閉じ込めて戦わせます。

何度目かのラウンドで土俵に上った瞬間に、二羽ともバタリと倒れて両方死んでしまう場合もあります。

その場合は試合は無効。

賭けもなかったことになります。
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試合が終わると負けたほうは相手にお金を渡します。

相手が近くにいるとは限らないのでその場合は、お金をほうり投げます。

お金がバラバラにならないように折り曲げて端っこをキュっとひねって相手へ向かって思いっきり投げます。

投げても相手のところへ届かないときもあります。

バラバラになってその辺にお札がちらばることもあります。

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水の入ったペットボトルが頭の上を飛んで水が落ちてきたり、ペットボトルが当たったりすることもあったけど、みんなワハハと笑って終り。

誰が投げたんじゃ~~~!などと怒ったりはしないのです。

投げられたお金がぜんぶ拾われずに、お札が一枚落ちたままになっていると

全然関係ない男の人がさっと拾って持って行ったそうです。








闘鶏のあとはユダさんにワルン(食堂)へ連れて行ってもらいました。

インドでもそうだったけど、バリ島の人も白いご飯をいっぱい食べます。

こんなに炭水化物取ったら太るかも~~~~と思いならがも、おかずの美味しさについつい・・・。
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私のためにお弁当にして同じ食事を買ってきてくれました。
わら半紙を使ってクルクルっと三角に折りたたむのがバリ島のお弁当。

おやつもこんな風にわら半紙に包まれてお持ち帰りできます。
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中身はあまーいあまーいお赤飯。
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by miyamotosachiko | 2012-10-16 15:11 | 2012年インドネシア  

リンドゥハウスに一目惚れ

この旅行の中で夫は二度インドネシア人と間違われました。

「インドネシア人か?」

「バリから来たのか?」

うーーん、夫はインドネシア顔!?


その事実を確認するために

インドネシア・バリ島にやってきました!!!!
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デンパサールの空港からタクシーで1時間ほどの場所、

雑貨で有名なウブドの隣にあるマス村です。

なにげなく見つけた「Rindu house」というゲストハウスが気になって訪れることにしました。



到着すると案内されたのはかやぶき屋根の二階建ての建物。


電話で連絡をしたときに話しをしたオーナーのユダさんがとても分かりやすい日本語で案内してくれます。


1階と2階それぞれ宿泊施設になっていて、


私たちが案内されたのは外に突き出た小さなバルコニーが付いた二階の部屋。


あ~~~~~最高じゃ~~~~~~とさっそくリラックス。
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ユキさんがあとで来ます」とユダさん。

ユキさんという日本人がリンドゥハウスでの出来事をブログで紹介しているのを少し読んでいたので、あ~わざわざ挨拶に来てくれるんだ~リンドゥハウスとどういう関係の人なのかしら~と思っていると

「ユキさんは村長さんの奥さんだから忙しくて」とユダさん。

え!?
日本人で村長さんの奥さん?
す、すごい!

ユダさん「精肉のことを勉強しに今日はデンパサールに行っています。忙しくしている人です」。

夫「え~~じゃぁファーストレディじゃないですか!すごいですねぇ」


ユダさん「そうですか?」


わ~格好良いなぁ。会うとき緊張するなぁ~。
いろいろお話し聞きたいけど、でも村長さんの奥さんやし、あんまり気軽に話しとかできん感じじゃわな・・・。

ゆっくりしてくださいね~とユダさんが頼んでくれたお茶が運ばれてきました。
この時点で2泊じゃもったいないからもっと滞在したいね~と話すふたり。
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大きなベッドには花を散らした可愛らしいおもてなし。
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小さいベッドは窓際に。
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窓からはリンドゥハウスの敷地が半分くらい見渡せます。
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夕方、どこからか鉄琴と木琴を混ぜたようなポワンポワンとふくらみのある音が聞こえてきました。


「ガムランじゃ!ガムラン興味あったんよな~」と楽器好きな夫が目をキラキラ。
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これがその音の正体でした。バリの音楽「ガムラン」を構成する楽器のひとつ。


う~んこれはますますこの宿に長期滞在することになりそうだ。
「ウクレレはちょっと景色に似合わんかなぁ~」と言いながらも嬉しそうに弾く夫。
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夕方になって私たちの部屋にユキさんが訪ねてきてくれました。
メガネをかけた優しそうな女性。
この人が村長夫人


「困ったことないですか?何でも言ってくださいね」

村長さんの奥さんにそんなこと言っていただいて、なんだかこちらが恐縮してしまいました。


「おまえおしゃべりのに、どしてもっと話さんかったん」とあとから夫に言われたけど

いきなにいろいろ話せんよ~忙しいだろうし、一般人の私が突然ファーストレディを引き止めて何話ししたら良いんよ~。





日が暮れたころ、お酒でも飲みながらクミさんにいろいろ話しを聞こうと声をかけてみました。

クミさんは日本でバリ舞踊を習っていて、長期休暇がとれと本場の先生に踊りを習いに来ています。


大好きなバリでの滞在があと1日というときに、こんな賑やかなのが誘ったら迷惑かな・・・と思いながらも思い切ってドアをノックすると快く応えてくれました。

「ユキさんも誘ってみます?」とクミさん。

え!?村長夫人誘って良いん!?

「あ~たぶんいけますよ。ユキさんもお酒好きやから」。

え?でもユキさんて近くに住んでるんですか?

「この敷地内に住んでますよ」

そうなんじゃ・・・。


あのー・・・ユキさんとユダさんどういう関係なんですか?
親戚かなにかですか?

夫婦ですよ

え???そうなんですか???




ユキさんて村長さんの奥さんなのでは!?
??????
どういうこと?????


敷地内の別の建物にいるユキさん、声をかけると本当にすぐ出てきてくれました。

混乱したまま庭のテーブルに腰を下ろして、夫と4人でテーブルを囲み

「ユキさんて村長さんの奥さんなんですよね?」

もう一度確かめてみました。

「そうなのよ、なっちゃったのよ

???なんか想像してたんとちゃうぞ???

「ついこないだね」

しばらく話してるとユダさんも登場。

さっきユキさんのことファーストレディですごいって言ったら
「そうですか?」ってシレっとした顔で言ってたユダさんが来た!


この人が村長になっちゃったのよ」とユキさん。


えーーーーー!!!!



ユダさんとユキさんが夫婦で


ユキさんが村長夫人で

ユダさんが村長!?

やっと、やっと分かりました。

村長の奥さんの話をされて

それを話しながら宿を案内してくれた人がまさか村長さんだとは一ミリも思わなかったので、

すーーーーっごく驚いたけど、はぁぁぁ・・・やっと意味が分かりました。


ユダさんとユキさんとクミさんと深夜までいーーーっぱい話しをして
確実にこの宿に長期滞在することを確信した私たちなのでした。
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ゲストハウスの前には宿泊者が自由に使えるキッチン。明日の朝食もここで食べます。楽しみ~。
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by miyamotosachiko | 2012-10-15 11:30 | 2012年インドネシア  

2012年10月13日(土)


今回の放送は

「早朝の水上マーケットより」

タイ バンコク近郊  より。

日本時間 11時10分ごろ~
現地時間 9時10分ごろ~

JRT1269kHz
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by miyamotosachiko | 2012-10-13 09:46 | ラジオ  

脱インド

バラナシを出る列車も3Aクラス、エアコン付き。
3Aクラスはシーツもあるし、枕もあるし、毛布まで。

インドの人は列車にのるときだいたいみんなお弁当を持ってます。
車内でも食事を販売してるけど、利用している人は少ない様子。
私たちの下の家族もみんなでお弁当を広げ始めました。
夜の9時を過ぎ。ちょうど小腹が空いていたのでカレーの匂いは強烈に食欲を刺激。
思わず覗いてしまいました。

シルバーの円形の器を何段にも重ねて、それぞれにいろんなカレー味のおかずが入ってるようです。
一番下の段はナンでした。
お皿代わりに新聞の上でコネコネして手で食べます。
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強烈なのは食べ終わったあとのゲップの嵐。
インド人はゲップが大好き。
どうだ!と誇らしげにゲップを披露します。
しかも何回も。しかも大きな音で。




コルカタに到着したらタクシーチケットをブースで購入。

行列は横入りされないように、前後の人と密着して並ぶのがインド人の基本。

リュックを前のおっちゃんに押し付けるように・・・インド流で。

手前のサリー着たおばあちゃんは物乞いの女性。
きちんとした格好なので突然物乞いされて驚く、ということがよくあります。
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地下鉄にも乗りました。
すごい混雑。
レディース車両はないけど、女性が集まってる座席やスペースがあるのでそこに行けばちょっとスペースがあります。
男性はできるだけ女性に密着しないように気をつけているのかな?

地下鉄、ほんとは写真撮ってはダメなんだけどね。
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コルカタで行き着けになったラッシー屋さん。
デリーでもバラナシでも手動だったのに、ここは電動のミキサーでラッシーを作ってました。
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1杯16ルピー(40円)。
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コルカタではインド土産を買うことに。
(10日後に私の両親とタイで会うのでそのときに持って帰ってもらう大作戦♪)

マーケット、行ってみたけど布ばっかり。サリーばっかり。
こんなん買ってもしゃぁないしなぁ~、と一通り見て終了。
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あーーーそれにしても


牛のうんちないし、


コルカタってきれい~~~~~。


バラナシのあとだとなにもかもが清潔に見えてしまうのでした。


インド、だいぶ慣れてきた。

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結局スーパーで調味料とお菓子を

そして紅茶の卸しのお店でアッサムとダージリンを400gずつ買いました。
合計800gで500円以下という安さ。
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「写真を撮れ!」と何度もカメラに向かってポーズをとるおっちゃん。

最後には店のカードを渡してきて、宣伝かな~と思ったら「写真を送って」。
メールアドレスなどはもちろんなく、住所だけ。
現像して送るって事!?けっこう図々しいおっちゃんでした。
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お酒屋さんでは冷えたビールを買うこともままならず、

お酒の飲めるレストランを尋ねたら
「男性だけしか入れない。女性はだめ。ビール買って部屋でルームサービスをとったら良い」
とつまらない提案をされました。
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ちょっと遠くまで食事とお酒を楽しめるお店に入ったら1階は男性客のみ、2階は女性連れも可と制限されていた。

頼んだフライドポテトが「カラムーチョ」にめっちゃ似ていた。
味も、形もカラムーチョそのもの!
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そんなインドをようやく去る日が来ました。

さよならインド人。
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さよならチャイ。
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さよならカレー。
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あーーーうちら、めっちゃ頑張ったなぁ~~~。
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by miyamotosachiko | 2012-10-11 08:43 | 2012年インド  

バラナシでのこと、いろいろ

お気に入りのラッシー屋さん。宿のそばだったので何回も通いました。
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比較的清潔で、氷を入れてよく冷えた(危険!?)ラッシィが買えます。

彩りにピスタチオを乗せてくれるんだけど、

ノド越しがあまりよくないので次からはピスタチオなしを注文するようにしました。
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バラナシの人は夕方になるとカイトを揚げます。

屋上という屋上、あちこちからカイトが空高くに登っていきます。


なにか神聖な意味があるのかな~と思いましたが、

単に人気の遊びなんだそうです。
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夜になるとメインガートセレモニーに人がたくさん集まって、上のほうでセレモニーが行われます。

本当はこれを船の上から見ると、セレモニーで使われている火の様子などがとても美しくて素敵なのだと思いますが、なぜかこの日は船が出ないと言われました。

50ルピー(70円くらい)を払ってとりあえず船の上に「乗って」いる人もいますが、船は着岸したまま。

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ただ見てるだけなのに、怪しげなお坊さんらしき人がロウソクをのせた金色のお盆を持って、おでこのところに赤い点を書くため近づいてきます。

夫、気付けばおでこに印が。


私は印をつけられたくなかったので、いつものほっかむりスタイルでおでこを隠していました。
それなのに、目ざとくおでこの空白を見たおじさんが近づいてきて、断ったのにムリヤリ印をつけられたっ!!


そして「お布施を・・・」とトレーをぐいぐい押し付けてきた。
勝手に印つけといてお金もらえるわけないでしょ。


無視と拒否、大事です。
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ヨガ教室にも行きました。
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ソミットさんという男性がしているこの教室は、料金の一部が学校に行けない子供たちの教材費などの購入にあてられるということでした。

小さな教室で待つように言われ、なぜか8人くらいの子供たちと謎の時間を過ごしました。

しばらくして二階に案内されて2時間のヨガレッスン

終わってから一緒に朝食を食べて少し話しをしました。

「火葬場に行ってだまされた」と話すと

オーノー!!!と頭を抱えるソミットさん。

「警察も信用しないでくださいね。

売人と警察がグルになっていることがよくあります。

警察はギャング。

パスポートを見せろと言われてもってないと高額の罰金を請求されることがあります。

気をつけて」

警察が信用できない国は本当に怖いです。


サミットさんのヨガ→ http://varanasiindiango.jimdo.com/japanese-日本語/
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相変わらずカレーは美味しいインド。



お腹を壊して5キロ減量

の予定でしたが

胃腸が丈夫すぎました。

現地の人に混じって食べるカレーが美味しすぎて心なしかあごのラインが丸くなってきています。

「アーユルスリム」という香草の減量サプリ!?を購入する始末。
効果のほどは!?
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少年の客引きが可愛いので入ることにしたお店。
ちょっと地味だったけど、カレー味のオクラはかなり美味しかったです。
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by miyamotosachiko | 2012-10-10 09:41 | 2012年インド  

「寂聴の般若心経」が旅の友なので・・・

ガンジス川近くからリキシャで30分か40分ほど移動。
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途中ゴミの山に野ブタや牛が群がっているような場所を通過。

10年前に来たときは、そういう風景を直視できなくてインドを去りました。

今は「こういう生活をしている人もいるんだな」とただそれを素直に受け入れられるので、しっかり見ることができました。
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ブッダが最初にスピーチした場所、サールナートに到着。
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ちょうどチベットかどこかのお坊さん学校の子達が来ていたので、広場全体にお経が響き渡っていました。


夫が夢中で写真を撮っていると思ったら「亀田興毅にめっちゃ似とぉ!」と見せてきました。
確かに・・・。
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芝生が広がってすごく良い雰囲気。

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私たちは100ルピー(150円)ですが、地元の人は5ルピー(7円)で入場できるので、デートスポットになっているらしくカップルがいっぱいいました。




夫が「インド人ふたり」と窓口に言ったけどダメだった。



こんな感じで説教したのかな~。
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「さちこのお土産店」開店です。
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日本の寺もあるというので覗いてみました。

人の家に入るみたい・・・。
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寺の壁にはブッダとカンジーというちょっと欲張りな絵を発見。
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そうそう、タイでも出したけど届いたという連絡がないので、再び南米やヨーロッパに手紙を出しました。届いたかな???
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by miyamotosachiko | 2012-10-09 09:34 | 2012年インド  

死ぬことも生きることも同じ

朝6時ごろのガンジス川へ。
薄暗いけど、この時間帯にガンジス川を目指す人は多いので比較的人通りは多いです。
昼間に比べると砂埃もたたず、牛もまだ目を覚ましてないようです。


沐浴する人は意外と少ないんやな~という感想。


神聖な雰囲気で沐浴する人よりも、川で洗濯したり体洗ったりしてる人のほうが多いかな?
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お父さんがムリヤリ息子を川に連れて入る様子もありました。

インドの人らしき男性がふたり、鼻をつまんで目もキュっと閉じてガンジス川に潜り、

水面に顔を出したとたんにぶるぶるぶるっと手で顔をこすり、

ガンジスの水は一滴も体内に入れないぞっ!という様子で沐浴していました。

インド人でもガンジスの水でお腹を壊すのかな???




船を出して川の中ほどから岸を見られると思っていたのですが、昨日も今日も船がほとんど出ていません。


川の水が多いからとか、警察がストしてるから、とかいろんな理由を聞きますが、結局どういう理由なのかは分からず・・・。
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川沿いに小さなガートも覗いてみました。
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おっちゃんたちが川の上の小さなコンクリートの上に座って談笑していたり、

新聞読んでいたり、

日本の早朝の公園におじいさんたちが集まってくるみたいな感じ?

小さなカバンを手に提げて、タオルを持って奥さんと一緒にやってくる人も。

朝風呂に行く感じ?
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ヒンドゥー教を信仰している人にとっては聖なる場所だし、

観光客にとってもなにか思わせるような空気があるけど、

地元の人にとっては憩いの場のような存在なのかな。




ガンジス川がインドの人たちに与える力を感じつつ日の出を見て
明るくなってからメインの通りに出るとそこはもういつもの騒がしい景色。

牛はゆったりと歩き、リキシャは人をはねそうな勢いで走っています。
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二日目の早朝、宿の屋上からガンジス川を見ていたら、寝ている人発見。
見えるだけで6人くらい。
近くはサルが歩いてる。
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インドには、特にバラナシの空気には、この町のどこかでもし自分が「野たれ死ぬ」ことがあっても仕方ない、そういう運命だったし、そうなるべきだったんだと思える不思議な臭いが漂っています。

「よく生きる」ためにどうするか考えたり、昨日より今日、今日より明日、どんどん良くしていこうっていう考えはない。

ただ立ってる、歩いてる、座ってる、そこにいる、それがすべてでそれが全部。

だからインドの人はたくましいのかもしれません。
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by miyamotosachiko | 2012-10-08 09:13 | 2012年インド