2012年 10月 17日 ( 1 )

 

毎日がお祭り

バリ島は神様の島。

その神様に捧げるためのお祭りがしょちゅう行われています。
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日本でいうところの送り盆がこの前終わったばかりで、

道の両側にはたくさんの七夕のような大きな笹が飾られてとっても賑やか。
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バイクにも飾りを施したりして、日本の正月みたい。
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当然のように神様やお寺へのお参りが組み込まれているバリの人たちの生活は

仰々しくなくただそれを大切に生きてるんだなぁと感じさせられます。
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この日は満月
近くのお寺でも村のお祭りがあるのでマスリンさん、クミさんと一緒に見に行くことにしました。

バリのお寺には正装で出掛けなければいけません。
足を隠せば良いのではなく、きちんと更紗の布を巻いて腰のところを紐でしばります。

インドのヒンドゥーとは少し違うそうですが、バリ島もヒンドゥー教。

夫はインドで買った布で腰巻を、頭にもインドで買った布を巻きました。
すっかりバリジャン
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ステージの上には、中国のドラのようなもの、鍋のフタみたいな楽器、昨日宿で聞こえてきた鉄琴のような音色の楽器、笛、鼓が並んでいます。

阿波踊りは鉦が拍子をとりますが、バリの音楽ガムランでは太鼓がリード役。
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ガムランに合わせてステージに踊り出たのは

女装した男性ふたり!
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踊りもうまいけど、とにかく掛け合いのトークのテンポが良くて

おばちゃんは息がせこそうなくらい大爆笑
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子供も夢中で前のめり。
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ガムランの奏者は練習で見てるはずなのに、やっぱり笑っちゃう
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村の大切なお祭りなのに最前列で見せてもらっていた私たち日本人3人も、バリ島のことば(インドネシア語とはまた違う言葉がバリにはあります)は分からないけど、間合いや表情、その雰囲気にほっぺたの筋肉が上がりっぱなし。

そしたら突然夫が舞台の上にさらわれた!!!!

音楽もアップテンポになって、なんだかよくわからないけど

とにかく動かないといけない雰囲気。

一生懸命見よう見まねで手足を動かすと

なんとその姿は坂田師匠のアホの坂田!
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ステージから降りたあとも「あせった~~~~」としばらくドキドキしている様子でした。

子供たちも夢中で見てたよ。
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そのあともプロの舞台役者のようなバッチリメイクの村人たちが次々と出てきます。

どうやら昔から伝わる伝説のようなものをパロディにして再現しているらしく、別の日にほかのお寺へ行ったときも同じようなストーリーを展開していました。
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観光客が来るわけでなく、ただ村のために、寺のために、神様のために繰り広げられるステージ。


3時間近く続いたこの舞台、村の人が演じて、村の人が見るだけのものとは思えない完成度でした。


「お祭りの準備が忙しくて男の人は仕事をする暇がないのよ」
と由喜さんが教えてくれたけど、これだけのこだわったパフォーマンスを見たらなんだか納得です。

私たちをお祭りに案内してくれたマスリンさんも、リンドゥハウスの仕事は昼ごろまで。
村人を大爆笑させた女装した男性のうちのひとりも、リンドゥハウスで働いていますが、短時間のパートタイマーのような働き方のようです。

村ごとのお祭りが一年間を通じてとにかくたくさんあるバリ島。

二人の子供がいるシスカは日本語が少し話せるので

「女の人は仕事が大変だね」と声をかけると

男の人、祭り、多すぎ」とぼやいていました。

そう思っていても、男の人はやっぱりお祭りに力を注ぐし、女の人もそれをそういうものだと思って受け入れて生活をしているのです。

不思議な時間が流れているバリ島。
ますますその魅力のとりこになっています。
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by miyamotosachiko | 2012-10-17 11:13 | 2012年インドネシア