死ぬことも生きることも同じ

朝6時ごろのガンジス川へ。
薄暗いけど、この時間帯にガンジス川を目指す人は多いので比較的人通りは多いです。
昼間に比べると砂埃もたたず、牛もまだ目を覚ましてないようです。


沐浴する人は意外と少ないんやな~という感想。


神聖な雰囲気で沐浴する人よりも、川で洗濯したり体洗ったりしてる人のほうが多いかな?
b0246322_9142979.jpg

お父さんがムリヤリ息子を川に連れて入る様子もありました。

インドの人らしき男性がふたり、鼻をつまんで目もキュっと閉じてガンジス川に潜り、

水面に顔を出したとたんにぶるぶるぶるっと手で顔をこすり、

ガンジスの水は一滴も体内に入れないぞっ!という様子で沐浴していました。

インド人でもガンジスの水でお腹を壊すのかな???




船を出して川の中ほどから岸を見られると思っていたのですが、昨日も今日も船がほとんど出ていません。


川の水が多いからとか、警察がストしてるから、とかいろんな理由を聞きますが、結局どういう理由なのかは分からず・・・。
b0246322_91828100.jpg



川沿いに小さなガートも覗いてみました。
b0246322_9143754.jpg


おっちゃんたちが川の上の小さなコンクリートの上に座って談笑していたり、

新聞読んでいたり、

日本の早朝の公園におじいさんたちが集まってくるみたいな感じ?

小さなカバンを手に提げて、タオルを持って奥さんと一緒にやってくる人も。

朝風呂に行く感じ?
b0246322_9145388.jpg



ヒンドゥー教を信仰している人にとっては聖なる場所だし、

観光客にとってもなにか思わせるような空気があるけど、

地元の人にとっては憩いの場のような存在なのかな。




ガンジス川がインドの人たちに与える力を感じつつ日の出を見て
明るくなってからメインの通りに出るとそこはもういつもの騒がしい景色。

牛はゆったりと歩き、リキシャは人をはねそうな勢いで走っています。
b0246322_9151641.jpg



二日目の早朝、宿の屋上からガンジス川を見ていたら、寝ている人発見。
見えるだけで6人くらい。
近くはサルが歩いてる。
b0246322_9155632.jpg





b0246322_9141870.jpg

インドには、特にバラナシの空気には、この町のどこかでもし自分が「野たれ死ぬ」ことがあっても仕方ない、そういう運命だったし、そうなるべきだったんだと思える不思議な臭いが漂っています。

「よく生きる」ためにどうするか考えたり、昨日より今日、今日より明日、どんどん良くしていこうっていう考えはない。

ただ立ってる、歩いてる、座ってる、そこにいる、それがすべてでそれが全部。

だからインドの人はたくましいのかもしれません。
[PR]

by miyamotosachiko | 2012-10-08 09:13 | 2012年インド  

<< 「寂聴の般若心経」が旅の友なの... バラナシにドキドキ >>