チェンマイ行き寝台列車
2012年 09月 07日
目的地を言うと固定の金額を言ってきます。
ナナから空港までは400、下手したら500バーツって言われます。
空いてる時間に高速使わず行けば200で行けるのに・・・・。
移動すると決まったら、まずは
メーターで走ってくれるタクシーをゲットしなければいけません。
夫「駅まで」
運転手「200バーツ」
夫「メーター使って」
運転手「・・・」バタン
乗車拒否。というか、交渉決裂?
夫「駅まで」
運転手「200バーツ」
夫「メーター使って」
運転手「・・・」ブーン
再び交渉決裂。
夫「駅まで」
運転手「200バーツ」
夫「メーター使って」
運転手「ほなイヤ」
三度、交渉決裂です。
はぁ~~~~~。
でも、めげずに次のタクシーにも交渉。
夫「駅まで」
運転手「OK」
夫「メーター使って」
運転手「OK」
ふぅやれやれ。
ちょっと体が大きくて、少し怖いかな~と思った運転手さんだったけど
うちらが日本人だと分かるとニヤリ。
「口にヒゲの生えた歌手を知ってるか?」
と半分日本語のタイ語で話しかけてきました。
谷村新司 ?
「この歌だ」とCDをかけタイ語の歌にかぶせて日本語の歌詞で歌う運転手さん。
がきのころのように~♪
堀内孝雄だ!と夫
「それだそれだ、ホリウチ・・・なんだって??
この紙に書いてくれ。
ついでにタニムラ???それも書いてくれ」
さらに
じょうだんじゃない~♪
と歌いながら運転手のおっちゃんは
「1991年に茨城の下館にいました」と日本語!
「日本の名前はタケシ」。
ちょっと事情がよく分からなかったけど、日本に出稼ぎで来てたことがあるのあかな?
最後は「抱いて~」と歌って「聖子かわいい」って言ってました。
駅についたらアユタヤの一日観光を1300バーツで走ってくれたジェイディに再会。
相変わらず髪もシャっとしてて革靴で、かっこつけてました。
運転手のタケシさんが移動しながら寝台列車の出発時刻や空席を確認してくれてたので
観光客用の職員らしき女性にお願いして窓口で買ってもらいました。
制服姿がなんだか小学生のような、笑顔が素敵なお姉さん。
ありがとう。
出発時間は18時10分。
乗り込んだものの、出発したのは19時を過ぎてから。
しかも、なかなか走り出さない。
徒歩のほうが早いんちゃうかっていうくらい、ゆっくりゆっくり進む。
21時くらいになるとお兄さんがベッドを作ってくれました。
飛行機の手荷物入れみたいなところがガチャンと開いて
そこからシーツやら枕やらが出てきました。
お兄さん、手早くどんどんベッドを作っていきます。
シーツやら枕やらを出したら二段ベッドの上部分も完成。
下のほうが広くて窓もあって良いと聞いとったけど
ほんまほの通り!
寝大仏。
夜になっても電気は消えず、アイマスクがお役立ち。
朝起きると田園風景。
15センチくらいの苗が植わった田んぼがあって
あぜ道をバイクやトラックが走って、ポツポツ家があって。
徳島にもこういう場所あるなぁ~。
ほれにしてもまだまだチェンマイは遠いんかな・・・・。
遅れて出発、しかもノロノロ走る時間が長いけん、
予定通りに到着するわけもなく、結局3時間遅れの11時30分到着。
私と一緒に休憩してる間に夫が近場の宿を何軒か見てきてくれて
「一番可愛かった~」
と大絶賛だった宿へ。
木で出来た建物、インテリアや照明、蚊帳もあって、なんとも良い感じ。
Thapae Gate Lodge
すっごく雰囲気があるし、スタッフも丁寧で親切。
でも、うちらの泊まった部屋はとにかく熱気がこもりやすくて暑い・・・
「明日は引っ越そう」と決めてから寝たのでした。
内装とかインテリアとかめっちゃ良いんやけどな~残念。
by miyamotosachiko | 2012-09-07 18:10 | 2012年タイ