人気ブログランキング | 話題のタグを見る

車のお話

キューバではいろんな種類のタクシーに乗りました。

通常、観光客は「CUBATAXI」と書かれたセダンかバンタイプのタクシーを

「セウセ(観光客用通貨)」で利用することになっています。

写真で見たことのある

ガイドブックに出ていた

映画に出てくるみたいな

ボロボロなのに現役でバリバリ走るクラシックカーは

観光客は乗れない、地元の人たちが利用する「乗り合いのタクシー」なのです。

でも絶対乗りたい!!!

という強い意志を持つと、乗ることができました。

具体的な方法としては、この金額でココまで行くという金額を自分の中で決め、そのお金を走ってきたタクシーに大きく振って止め、止まったらすかさず乗り込んでドアを閉め、お金を渡して

「バモー!バモー!
(出発進行!行けー!)」
と言ってしまえば大丈夫。

車のお話_b0246322_14304060.jpg


カーオーディオは、古いパソコンのCDドライブを外して取り付けたと思われます。↓
車のお話_b0246322_14312936.jpg


ココタクシーというのもあります。ココナッツの形ということ。

たいていの運転手さんはヘルメットをかぶっています。

お客さんのヘルメットはありません。危険です!
車のお話_b0246322_14543774.jpg


思いっきり風を受けて、
降りると髪形が変わっちゃいます!
車のお話_b0246322_14553598.jpg




ビーシータクシー(B.C.TAXI)という、自転車タクシーもあります。
車のお話_b0246322_1436672.jpg


徳島ではラジオカーらじまるで徳島中を

ロサンゼルスではレンタカーでラスベガスまで

メキシコではゴルフカートでホルボッシュ島の端から端まで

ならばキューバでは「自転車タクシーなら運転できそう!」と思って挑戦しました!!




あぁぁぁ…
ちょっと無理・・・
車のお話_b0246322_14343453.jpg


でも

うちのは身長1.84メートル!


運転手のお兄ちゃんが

「やってみろ!乗ってみろ!」と勧めてくれて

公道を200メートルほど走ったところ



警察(ポリシア)に見つかってしまいました。



↓↓↓動画↓↓↓





「やっぱり後ろに乗っとくほうが楽チーン」
車のお話_b0246322_14352776.jpg




サンタクララからハバナまでの長距離移動にもタクシーを利用しました。

本当はバスを予約したかったんだけど、ツーリスト会社に行くと

「明日は満席」と言われ
「明後日も満席」と言われ
最後は「…バス会社と電話が繋がらない」と言われてしまいました。

「どうしたらいいですか?」と聞くと

ツーリスト会社のお兄さん、
「タクシーですね。ハバナまでは90セウセ~100セウセ(8400円)くらいでしょう」。

チーン!(スペイン語で「ガーン!」の意)
バスだと1人18セウセ=1500円くらいなのに TへT

でも帰りの飛行機は4日後。
明後日もその次も、バスがダメなら、もうタクシーしかないのです。

できれば同じように、ハバナへ帰れなくてウロウロしてる旅人を探そう!
そして割り勘にするんだ!!
とバスターミナルへ行くことに。

バスターミナルまでのタクシーで運転手さんにも一応
「ハバナまで行ってもらったら、なんぼ?」と尋ねると

「70セウセ(6000円)か90セウセ(7500円)かな~。
でも
バスターミナルのタクシーに聞いたら40セウセ(3500円)か50セウセ(4200円)になるかもよ」

え!?半額以下!?
しかも割り勘せんでも、バスの値段と変わらんし!

いろんな意味でドキドキしながら、バスターミナルに降りた瞬間
会話を盗聴されていたかのように


「ハバナまで40セウセでどう?」とおっちゃん。


おっちゃんの名前はロシィ。

即交渉成立!熾烈な交渉なし。

「明日何時でも迎えに行くよ」とロシィ。
「ホテルの住所がわらからんのやけど…。乗せていってくれたら、ソコって言えるんやけど…」
と言うと
「じゃぁ行こう!」とロシィ。
バスターミナルからホテルまで、帰りはタダ作戦成功!
車のお話_b0246322_14563119.jpg


ちょっと気になったのが、運転席には若い小柄なお兄ちゃん。

ロシィは助手席

「明日はロシィが運転するん?」とジェスチャーで聞くと
「うんうん」とロシィ。


次の日、迎えに来てくれたのは
若い小柄なお兄ちゃん。

ロシィはいない

そのかわりに、助手席には知らないおばちゃんが乗っていた!
車のお話_b0246322_15153230.jpg


私たちは約束の40セウセ(3500円)を支払い、
おばちゃんは、いくらかわからないけれど、地元通貨ペソクバーノを渡していました。
ナルホド、そういうことか~。
車のお話_b0246322_1519513.jpg



ハバナ旧市街地から空港までのタクシーに乗ったときは

絶対に20セウセで空港まで行く!

と鼻息荒く、早くも交渉モードに入った夫。

タクシーの運転手さんが案の定25セウセと言って来たので
いつもどおり「オー!ノーグラシアス!バイバーイ!」と白々しい小芝居を打ったところ

「ほな15セウセは!?」

という声に。

夫は背中でニヤリ。

「しゃーないなー」とか、また白々しい小芝居を打ちながら車まで歩いていくと

運転手はスキンヘッドにカッコイーサングラス、ボーダーのニットを袖まくりで着こなすオシャレなお兄ちゃん。
しかも、この旅一番センスの良い車が!!!
車のお話_b0246322_15221891.jpg

テンション上がる~!!!

ん?また相乗り!?と思ったら
ボーダーのお兄さんの友達でした。
空港までの30分、ずーっとなんや、かんやと盛り上がっていました。

信号待ちで地元の人も羨望の眼差しを向けるほど、ほとんど見かけないタイプのカーです。
車のお話_b0246322_1536486.jpg


キューバの最後の日に、めっちゃカッコイイ車に乗れて、あ~嬉しかった。
車のお話_b0246322_15265041.jpg



ここからは、車好きのうちのパパのために、
現役でバリバリ走るクラシックカーを並べます。
車のお話_b0246322_14281788.jpg
車のお話_b0246322_1428563.jpg
車のお話_b0246322_14291087.jpg
車のお話_b0246322_14293895.jpg
車のお話_b0246322_14315030.jpg
車のお話_b0246322_1432965.jpg
車のお話_b0246322_14322375.jpg


↓↓↓TOYOTAのランドクルーザーも発見↓↓↓

車のお話_b0246322_14324912.jpg
車のお話_b0246322_1433517.jpg
これは普通のイスズ。五十鈴って書いてある。
車のお話_b0246322_14332016.jpg

by miyamotosachiko | 2012-02-01 16:38 | 2012年キューバ  

<< サンタクララの思い出 カンクンで滞在した宿 >>